ホームサービス紹介コラム会社概要
コラム詳細1

コラム詳細1

ハンマーの話

ハンマー

皆さんはハンマーを御存知ですよね。
相手に打付けて 自分の体の剛性と体重を使って相手を壊したりへこませたり形を作ったりする工具ですね。
ハンマー、とんかち、玄翁(ゲンノウ)、槌、等とも呼ばれています。

少々専門的になりますが、形状や材質で分けると片手ハンマー、両口ハンマー、片口ハンマー、以下ハンマーは略してテスト、ジョイナー、板金、カンカン虫ショックレス、くぎ抜き付、材質では、鉄、銅、鉛、プラスチック、ゴム、木、等に分類できます。「叩く」目的によって使い分けていますよね。

ここでは一般的な鉄のハンマーについて話します。相手を叩いて壊し潰す工具ですから絶えず自分を痛めつけています。だから自分も強くなければなりません。そうです鉄ですから焼きを入れて強くなりたいのです。

日本刀は叩いて鍛えて熱して水に入れて(焼きを入れて)丈夫な刀にします。外側が丈夫で内側が粘りのある強靭な日本刀になります。

ではハンマーはどうでしょう。鍛冶屋さんの親父さんが良く使い込まれたハンマーを振っている姿を想像してください。ハンマーの角がめくれあがって丸く
そり返っているハンマーを持ってはいませんか。あれ・・外側が軟らかくなければ丸くはそり返らないですよね。そうです日本刀とは焼入れが逆なのです。

外側が軟らかく中心の石(釘)を打つ所が硬いハンマーがいいですよね。
でもジャボって焼入れしたれ外側が硬くなって角が硬く叩くと割れて目に飛んできそうですね。

さあ困ったどうやって焼きいれしましょうか。

ではまた。

ドライバーの話

ドライバー

こんにちは皆さん 前回のハンマーの話を御存知ですよね。
焼入れの答えについて方法をお知らせします。
先ず真っ赤に熱したハンマーの頭を立てて固定します。真上から細い糸の様に絞った水をハンマーの中心にかけます。芯は硬く角は軟らかい焼入れになります。ここからがメーカーの秘密です。水の変わりに油をかけます。油の種類、温度、糸の様な油の量、赤くした鉄の温度などでハンマーの出来具合が微妙に変わります。それと鉄の材料の違いが加わって製品の出来に評価が分かれます。
良いハンマーならば12本組の三角やすりをそっと当てれば中心なら滑って削れませんが、角に近いところなら削れます。良いハンマーは簡単に見分けられます。国産ならO社、T社がいいですね。

さて今回はドライバーの話です。

ドライバーでネジが廻せるのはてこの原理だって知っていましたか。
軸の中心から握りの外周までが力点、ネジの外周までが作用点です。そう支点は軸の中心ですね。ドライバーの軸は絶えず回転トルクが掛かっています。
先端部には焼きを強く、軸は粘りのある焼きの仕上げが要求されます。

焼きの話はやめましょう。
ドライバーの種類には柄の材質から木、プラスチック、ゴム、鉄、など
軸の先の形状からプラス、マイナス、ボックス、トラスなど、又軸が握りの中を通って頭まで貫通している貫通柄、ラバークッション付、絶縁付、押せば廻るオートマチック式、頭を叩く打撃式、差し替え式などがあります。
今回は問題を出しません。次回はモンキーレンチです。あれ・・・なぜ工具が猿=モンキーなんでしょうか。
では又。

モンキーレンチの話

モンキーレンチ

こんにちは皆さん 今回はモンキーレンチの話をします。
何で工具に付いてる名前が猿なんだ?で終わったのでしたね
モンキーは日本製の名前で正しくは「アジャスタブルアングルレンチ」です。元々は四角の頭を廻すための工具で、例えばストップバルブの頭の四角の様にキーになっているものを廻す専用(単一=MONO)の工具で「モノキーのレンチ」がモンキーレンチに変わった様です。
従って強い力で締めこむ工具では有りません。二面幅のサイズが変えられるようになっている分 ネジやウォームの部分は弱いのです。アゴの部分に当たるウォームには負担をかけないように締めこむ時には押す力になるように、引っ張りの力になる頭の部分とは強度が違います。そうですモンキーレンチは回転方向が決まっている

のです。裏返しては使えないのです。この点がスパナとは違うところです。

でも良いモンキーレンチは本来ウォームとネジ部分の交換が出来るのです。
国産のメーカーは逆にネジが外れてクレームになるので(使用者が未知なのですが)ネジを圧入して使い捨てのレンチにしてしまいました。ネジが曲がって動かなくなればお終いです。バカな使い方でネジを曲げてくれれば、次が売れるようになりました。
S国製のB社のものは今でも交換がききます。
ところで皆さんはモンキーレンチのネジを廻す部分の厚みに2種類あることを知っていますか。薄口モンキーと厚口モンキーです。今でもB社製にはありますが、国産品は中間の1サイズにしてしまいました。でも大量生産できるので安くなりました。

次回はスパナです。裏返して使えると何かいいことあるのでしょうか。
では又。

スパナの話

スパナ

こんにちは皆さん 今回はスパナの話でしたね。
前回、モンキーレンチは出来ないけど、「スパナは裏返して使える」で終わったのでしたね。裏返して使えると何かいいことあるのでしょうか。

その前に「スパナ」にも種類があります。オープンエンドスパナとリングエンドスパナです。リングエンドスパナは「メガネレンチ」の方が解りやすいでしょうね。
メガネは次回に廻すとして、そう先の開いたあの「スパナ」の話をします。

シングルオープンタイプ(片口スパナ)、ダブルオープンタイプ(両口スパナ)の2種類があります。そしてスパナのオープン方向は頭から15°傾いています。スパナを持って六角頭のボールトを締めるには、一度廻して更に締め込む為に、スパナを外してボールト頭は六角ですから360°÷6で 60°ずらして(戻して)差し込んでまた締め込むことになりますね。

その時スパナを裏返せば60°−15°で45°戻せば更に締め込める訳です。
15°分の作業が早くなります。またその15°の差で作業が可能な事もあります。狭い場所での作業には有効です。従って裏返しても使用が可能なだけの強度は持っています。選定のポイントは鍛造品でサイズ、社名がしっかり浮き出ている物、そして「JIS B 4630」の表示を確認してください。

国産ならばN社、T社、A社などを、輸入品ならB社ならいいでしょうね。

「スパナ」のお友達には、六丁組スパナ、打撃スパナ、タペットレンチ、イグニッションレンチ、ラチェッテイングスパナ等があります。
安物では板スパナ、カニスパナ等、用途によっては便利なスパナもありますね。

さあ 次回は「メガネ」の話にしましょうね。